キャリアアンカー

キャリアアンカーとは、キャリアを選択する際に、最も大切な価値観や欲求、動機、能力のことを言います。

キャリアアンカーの研究者としてはエドガー・H・シャインが有名です。経営学組織心理論で脚光を浴びた心理学者シャインが、1978年に定義しました。シャインは主なキャリアアンカーとして、管理能力、技術的・機能的能力、安全性、創造性、自立・独立の五つに分類しました。管理能力とは組織の中で責任のある立場に立つこと、あるいは責任のある役割を担うことを望むことを意味します。技術的・機能的能力とは、自分の専門性や技術力が高まることを強く志望するものであり、また安全性とは、安定的に一つの組織に属して勤め上げたいという価値観のことです。創造性とは、新しいものを生み出し続けてクリエイティブに仕事をしたいという志向を意味し、自立・独立とは、自分で独立して仕事をすることを望むことを意味します。

企業が人事制度を設計する場合には、ここに挙げたような被雇用者のキャリアアンカーを見極める必要がありますし、働く個人としても、自らのキャリアアンカーを意識して自身のタイプを見極め、そのタイプに合った自分のキャリアを選択する必要があります。

■転職×天職様のサイトから転載

フランシス・ベーコン

「読書は充実した人間をつくり、会話は起点の聞く人間をつくり、書くことは正確な人間をつくる」
フランシス・ベーコン (1561～1626)

Steve Jobsの卒業メッセージ

Appleの創設者 Steve Jobsがスタンフォード大学でスピーチを行った内容です。
とてもすばらしいスピーチで、心に響くものがありました。

全文を掲載させていただき、引用元へTBさせていただきます。

■ジョブズの卒業祝賀スピーチ (翻訳者は市村さん)
■原文URL:http://slashdot.org/comments.pl?sid=152625&cid=12810404